aki阿房列車のリベンジブログ

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帰りたく…なかった

 人間、ふと「魔」がさした時どこか旅に出かけたくなるものである。
 会社の帰り道、いったん喫茶店でコーヒーを飲みながら一服をしていたら、「遠くへ行きたい!」衝動に駆られてしまった。けれども、結局横浜駅周辺をぶらぶらして、満員のネット喫茶をあとに帰宅した現実。
 ひと昔(10年以上?)前ならば自由席のついた夜行列車がまだあって、乗車券(きっぷ)さえ買えばどこかへ行こうと思えば全国どこへでも行けた。けれども、いまや自由席のある夜行列車なんて北海道の「まりも」「オホーツク」「利尻」と「はまなす」、北陸方面の「能登」、九州の「ドリームにちりん」くらいしかなくなってしまった。夜行族には有名だった「大垣夜行」もいまや全席指定の「ムーンライトながら」になってしまったし、廉価性で評判の夜行バスも定員制ゆえに、「予約」なしではふらりと旅が出来なくなった。マイカーでぶっ飛ばすのもあるが、アルコール厳禁だし、車窓をめでることも出来ない。
 結局、「旅」の出来ない現実にとらわれて、帰宅したのだった。

 いざとなったら「予約」して「旅」に出てみたい。